村田製作所は3月28日、音声ライン向け用途特化型積層タイプノイズフィルタ「NFZ18SM_SZ」シリーズに初の車載インフォメーション機器対応品を追加したと発表した。
今年、車の電子化とともに車載インフォメーション機器における音声ラインのノイズ対策需要が増加している。音声ラインでは放射ノイズを抑えるだけでなく、音質を損なわないこともノイズ対策部品の必要条件。そのため、音質を検証した音声ライン向けに用途を特化したノイズ対策部品が必要となる。
新製品は、従来のノイズ対策部品と比較して、音質の指標THD+N特性を大幅に改善。また1608サイズで1Aを超える大きな定格電流を実現した。