自転車を押しながら横断の男性、複数台の車両にはねられ死亡

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18日午後11時25分ごろ、埼玉県久喜市内の県道で、自転車を押しながら道路を横断していた33歳の男性に対し、交差進行してきた中型トラックが衝突する事故が起きた。男性は対向車にもはねられて死亡。警察は運転者2人を逮捕している。

埼玉県警・久喜署によると、現場は久喜市本町7丁目付近で片側2車線の直線区間。中央分離帯で区分されており、横断歩道や信号機は設置されていない。33歳の男性は自転車を押しながら道路を横断しようとしていたが、右方向から交差進行してきた中型トラックが衝突。対向車線側に弾き飛ばされたところ、直後に進行してきた軽乗用車にもはねられた。

男性は軽乗用車に約30mひきずられて頭部などを強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。警察はトラックを運転していた秋田県大館市内に在住する62歳の男と、軽乗用車を運転していた茨城県五霞町内に在住する37歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕している。

事故当時、現場付近では雨が降っていた。トラック運転手の男は聴取に対して「横断者に気づくのが遅れ、ブレーキが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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