凍結路面でスリップして対向車と衝突、運転の高齢女性死亡

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11日午前9時55分ごろ、北海道長沼町内の国道337号を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と衝突する事故が起きた。この事故で逸脱側の運転者が収容先の病院で死亡。凍結路面でスリップしたものとみられる。

北海道警・栗山署によると、現場は長沼町幌内付近で片側1車線の緩やかなカーブ。乗用車はカーブを進行中に対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。逸脱側のクルマを運転していた同町内に在住する74歳の女性は腹部などを強打。近くの病院へ収容されたが、約16時間後に死亡。順走側のクルマを運転していた37歳の男性も打撲などの軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場の路面は圧雪アイスバーン状態だった。警察は凍結路面でスリップした際にハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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