無免許運転の発覚を恐れてバイクをひき逃げした男逮捕

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13日午前11時15分ごろ、和歌山県岩出市内の市道を走行していた小型バイクと、道路沿いの駐車場から進出してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。バイクを運転していた71歳の女性が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に43歳の男を逮捕している。

和歌山県警・岩出署によると、現場は岩出市金屋付近で片側1車線の直線区間。同市内に在住する71歳の女性が運転する小型バイクが走行していたところ、道路右側にあるマンション駐車場から市道へ進入しようとしていた軽ワゴン車が衝突。バイクは転倒し、女性は骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、翌14日に容疑車両と特徴の似たクルマを発見。運転していた紀の川市内に在住する43歳の男は酒気帯び状態で、無免許運転だったことから道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕。ひき逃げについても容疑を認めたことから、16日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道交法違反容疑で再逮捕した。

聴取に対して男は「無免許の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。警察では日常的に無免許運転や飲酒運転を繰り返していた疑いがあるとみて、男を厳しく追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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