村田製作所、車載機器用の電波暗室を新設…EMCサポートを強化

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車載機器用の電波暗室
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村田製作所は、車載機器用の電波暗室を横浜事業所に新設し、電磁波による障害を受けない特性を持っているかを測定するEMC評価サポートを開始すると発表した。

自動車市場ではクルマの急速な電子化の進展にともないEMCノイズ問題が複雑化している。車載機器のEMC評価および対策には多くの時間を要するため、電子部品メーカーでは、より早く最適なノイズ対策を提案することを求められている。

村田製作所は、車載機器用の電波暗室を新設するとともに、顧客とともに車載機器のEMCノイズ評価を実施するEMC評価サポートを開始する。電波暗室では車載機器のエミッション(電磁妨害)測定とイミュニティ(電磁感受性)試験を行うことができる。

同社では、今後大きな需要の伸びが期待されるADAS(運転支援システム)やIVI(車載インフォテインメント)に向けて、顧客へのトータルソリューション提供を強化していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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