米世論調査機関ピュー・リサーチ・センター(PRC)は、イスラム教徒の多い11か国において、過激派組織、イスラム国(IS)に関する調査を実施、結果を発表した。
ISに対して「肯定的な見方をしている」との回答は、マレーシアで11%に上り、11か国中2番目に高かった。10人に一人がISを指示していることがわかった。
一方で、「否定的な見方をしている」との回答はマレーシアで64%に上り、11か国中3番目に回答率が低くかった。25%が「わからない」と回答した。
同調査は、今年4~5月にかけて実施された。「肯定的な見方をしている」との回答が最も高かったのは、ナイジェリアで14%に上った。2位はマレーシアとセネガルが同着だった。
「否定的な見方をしている」との回答が最も多かったのはレバノンで、回答率は100%だった。それにイスラエル(97%)、ヨルダン(94%)が続いた。