自転車で転倒し、路上に投げ出された女性をひき逃げ

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13日午後10時50分ごろ、香川県高松市内の市道を走行していた自転車が転倒。路上に投げ出された30歳の女性が進行してきた2台の車両にはねられた。女性は重体となったが、1台目のクルマは逃走したが、警察は後に運転者を逮捕している。

香川県警・高松南署によると、現場は高松市花ノ宮町付近で片側1車線の直線区間。30歳の女性は道路左側の路肩を自転車で走行していたところ、何らかの原因で転倒。車道に投げ出された際に後ろから進行してきた2台のクルマにはねられた。

女性は頭部強打で意識不明の重体となったが、最初にはねたクルマは現場から逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始し、現場で採取した破片や、近くに設置されていた防犯カメラ映像から車種を特定。車当たり捜査を行い、同市内に在住する50歳の女が容疑に関与したものと断定し、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して女は「路上に落ちていた何かを踏んだのは間違いないが、人ではないと思う」と供述。ひき逃げへの関与を否認している。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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