米国の自動車最大手、GMは11月5日、中国における10月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は32万7037台。前年同月比は15%増と、7か月連続ぶりに前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。
10月のブランド別では、ビュイックブランドが初の月販10万台超え。前年同月比は42%増と大きく伸びた。新型『エクセルGT』をはじめ、新型『エンビジョン』などのSUVが支持を集めた。
シボレーブランドは10月、前年同月比8.4%減の5万1173台。モデルチェンジの端境期で、新車販売が落ち込む。10月に投入した新型『マリブ』の今後の販売に力を注ぐ。
キャデラックブランドは10月、過去最高の5757台を販売。前年同月に対して、23%増と伸びた。新型セダンの『ATS』の中国専用ロングホイールベース車、『ATS-L』を中心に売れている。
2014年のGMの中国新車販売は、353万9970台。前年比は12%増と伸びている。2015年1-10月は、281万9465台。前年同期比は2.9%増だった。