カルソニックカンセイは11月11日、高性能薄型ビルトインオイルクーラー/ウォーマー(LP-BOC)の生産を開始したと発表した。
ビルトインオイルクーラー/ウォーマー(BOC)は、ミッションオイルの冷却に加えて、エンジン始動時にミッションオイルを速やかに適温まで暖めることでフリクションロスを低減させ燃費向上に寄与する製品。
同社はこれまで約20年にわたってBOCの生産を続けており、2011年には小型・軽量の丸型φ85をラインナップに追加。今回、エンジンルーム内のレイアウト性向上に貢献する新製品として、これまでと同等性能を維持しつつ、 高さを従来の半分に抑えた角型LP-BOCのラインナップを新たに追加した。
カルソニックカンセイは、今回投入したLP-BOCを含めて、BOCの生産台数を、2014年度の約350万台から2016年度には約600万台の生産を見込む。