ビー・エム・ダブリューは全面改良した『X1』を10月24日から販売を開始すると発表した。3気筒1.5リットルエンジンモデルを新設定したほか、車高を高めて室内や荷室容量を拡大したことなどが特徴。価格は385万~591万円。
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)のペーター・クロンシュナーブル社長は10月16日に都内で開いた発表会で、「コンパクトなX1は、このセグメントの先駆者となり、世界的な成功を納めた。もちろん日本も例外ではない。先代のピークイヤーでの販売比率はBMWブランドの17%を占めた」と披露。
その上で「台数のみならず、もうひとつの重要な要素に、X1の購入者がBMWブランドの中で最も若いことがあげられる。日本ではX1購入者の4分の1が20~30代のお客様。時々、若者のクルマ離れという話を聞くが、BMWについては当てはまらない」と強調した。
さらに「第三者のリサーチでも、しばしばBMWが若者たちが将来購入したい車として第1位に選ばれている。このように彼らに魅力を感じて頂くことは、私達の持続的な成長にとても大切」と述べた。
また「コンパクトカーは新しいお客様を取り込むうえで重要な役割を担う。とくに国産車からの乗り換えを促す場合に、その重要性が増す。輸入車のシェアは日本市場で10%にも満たない中、国産ブランドから新しいファンを獲得することがカギになるからだ」とも指摘し、新型X1に対する期待の高さを示した。