海上自衛隊が誇る最新鋭の対潜哨戒機、P-1[写真蔵]

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全長は38m。民間機ではボーイング737-800型に匹敵するサイズとなる。
  • 全長は38m。民間機ではボーイング737-800型に匹敵するサイズとなる。
  • 最新鋭の対潜哨戒機P-1。下総で展示されたのは今年3月に納入された5510号機。
  • 国産(IHI製)のターボファンエンジンを4基装備している。
  • 写真だけでは機体サイズが把握しにくいP-1だが、「意外に大きい」という印象。
  • IHI製のF7ターボファンエンジン。低騒音も自慢。
  • ファンブレードには塩害対策の観点からチタン合金やニッケル合金、アルミ合金が採用されている。
  • 左右とも内側のエンジンにのみ逆噴射装置が備えられている。
  • 全体の製造は川崎重工となるが、主翼は富士重工が手掛けている。

海上自衛隊・下総航空基地は9月26日に「開設56周年記念行事」を開催した。国産で最新鋭の対潜哨戒機「P-1」が、同基地で行われるイベントとしては初めて地上展示された。P-1は本格的な配備が始まり、航空祭で展示される機会も増えてきた。

P-1は川崎重工が製造する国産の対潜哨戒機。海上自衛隊がこれまで使用してきた対潜哨戒機であるP-3Cと置き換えるため、2013年から量産機の配備が始まっている。

《石田真一》

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