キャデラック ATS、米国でリコール10万台…曇り止めが過熱の恐れ

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キャデラック ATSセダン
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米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックの小型スポーツセダン、『ATS』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。NHTSAは、「GMから、キャデラックATSに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、曇り止めの不具合が原因。NHTSAによると、キャデラックATSのリアガラスの曇り止めが過熱し、火災に至る恐れがあるという。

リコールの対象になるのは、ATSの2013-2016年モデル。米国で販売された9万6145台が、リコールに該当する。

GMは、対象車を所有する顧客に連絡。キャデラックの販売店で、オートエアコンのモジュールをアップデートし、リアの曇り止め連動機能を作動しないようにする改修作業を行うとしている。

《森脇稔》

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