パイオニアは9月14日、歌詞データ制作・配信のシンクパワーと業務提携し、歌詞情報を活用した車載向けエンタテインメントサービスを新たに開発すると発表した。
シンクパワーは、アーティストの公式音源に合わせた同期歌詞データを、国内最大規模で保有するベンチャー企業。豊富なデータを生かし、多様な歌詞のサービスをスマートフォン、PC、ケータイなどに自社展開するほか、大手音楽配信サービスにも提供している。
今回の提携は、シンクパワーへの出資を通じて、車載向けに最適化したエンタテインメントサービスを開発し、グローバル展開も視野に入れた提供を目指すことが目的。シンクパワーの持つ歌詞データとその活用技術をもとに、パイオニアが培ってきた車載器に関するノウハウや、楽曲解析・メタデータ活用技術を連携させることで、これまでにない「車の中での新しい音楽体験」を提供し、より快適で楽しい車室内空間を実現していく。
なお、両社で開発を進める新エンタテインメントサービスの詳細は、概要が固まり次第、あらためて発表する。