ドイツの高級車メーカー、アウディは9月4日、『SQ5 TDIプラス』の概要を明らかにした。実車は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15で初公開される。
同車は、アウディの中型SUV、『Q5』の高性能モデル、『SQ5』のパフォーマンスをさらに高めた新グレード。SQ5には、市場に応じて、ガソリンおよびディーゼルエンジンが設定されるが、SQ5 TDIプラスでは、ディーゼル搭載車をベースにした。
直噴3.0リットルV型6気筒ツインターボディーゼル「TDI」エンジンは、ブースト圧を高めるなどのチューニングを実施。この結果、最大出力は27hpプラスの340hp、最大トルクは5.1kgmプラスの71.4kgmを獲得する。
Q5としては初めて、リアアクスルにスポーツディファレンシャルを装備。この効果もあり、SQ5 TDIプラスは、0‐100km/h加速5.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現した。
内外装は、アウディの「S」モデルらしく、スポーティな演出。足元には、グロスブラック仕上げの21インチアルミホイールと、255/40R21サイズのタイヤを組み合わせている。