ランクセスが支援する「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)」の講習会および演奏会が7月20日から31日に行われた。
東京・オペラシティ コンサートホールでの千秋楽コンサートでは、小澤征爾氏らの指導を受けた日本・中国・台湾の若手音楽家の演奏を楽しみに、約1500名の観客が集まった。
OICMAは、小澤征爾氏と世界的な室内楽指導者のもと、アジア圏の才能ある若手音楽家に弦楽四重奏を学ぶ機会を提供することを目的に2011年6月に設立。ランクセスは、CSR活動の一環として同アカデミーを設立時から、その活動をサポートしている。
今年度も、応募総数200名以上の中から、オーディションにより25名の若手弦楽器奏者を選抜し、7月20日から30日まで長野県奥志賀で講習会を実施。演奏会は、7月29日に奥志賀高原・森の音楽堂、7月30日に山ノ内中学校(長野県)、7月31日に東京・オペラシティ コンサートホールにて、全3公演を開催した。
今年度の講習会および演奏会について、ランクセスの辻英男社長は「ランクセスは世界中で多くのプロジェクトに関わり、特に、化学と教育の分野において、若者が潜在能力を発揮するための支援を行っている。小澤征爾氏が取り組むこの活動への支援は大変有意義な取り組みの一つと感じている」と述べている。