首都圏大量高速輸送(MRT)プロジェクトを推進しているMRTコープのシャリル・モクタル最高経営責任者(CEO)は、プロジェクトの65.4%が完成したと明らかにした。ザ・スターが報じた。
スンガイ・ブローとジャラン・セマンタンを繋ぐ路線の建設は来年末までに完了するとコメント。ジャラン・セマンタンからカジャンの路線は2017年7月までに完成するとの見通しを明らかにした。
MRT1号線の全長は51キロメートルで、スンガイ・ブローからカジャンを繋ぐ。31の駅が設置され、120万人の利用客を見込んでいる。
3号線は環状線となるが、地下部分がほとんどを占めることから1、2号線と比べてコストがかさむと見られている。地下鉄部分は地上部分と比べて費用が多くかかる。1号線の地下部分のコストは9.5キロメートルで83億リンギ、2号線(スンガイ・ブロー-セルダン-プトラジャヤ)の地下部分は13.5キロメートル、コストは110億リンギとなっている。3号線のコストや全長はまだ公表されていないが、クアラルンプール中心部の交通アクセスが悪い地域を繋ぐことになるという。ミッドバレーやモントキアラ、セントゥル・ティムルやアンパン、マレーシア貿易開発公社(Matrade)プロジェクトなどを繋ぐことになると見られている。