インド乗用車市場で約45%のトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは7月28日、2015年4-6月期の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は1307億8300万ルピー(約2533億円)。前年同期に対して、18.1%増と2桁の伸びを示す。
また、純利益は119億2900万ルピー(約231億円)。前年同期に対して、56.5%の大幅増益を達成している。
マルチスズキの2015年4-6月期の新車販売(輸出を含む)は、34万1329台。前年同期比は13.8%増だった。
34万1329台の内訳は、インド国内が30万5694台で、前年同期比は13%増。輸出は3万5635台で、前年同期に対して21.8%の増加。
マルチスズキは、「販売台数の増加、コスト削減努力、為替相場などが、好決算につながった」と説明している。