日本航空(JAL)は、8月1日から適用する日本発国際貨物燃油サーチャージを引き下げると発表した。国際貨物燃油サーチャージの引き下げは今年3月以来、5か月ぶり。
燃油サーチャージの基準となる、6月のジェット燃料の平均価格が1バレル当たり74.63米ドルであったことから、燃油指標価格を「70.00以上75.00未満」とする。
8月からのサーチャージ額は、米州・欧州など遠距離路線が1kg当たり現行より7円引き下げて52円、アジア遠距離路線が6円引き下げて39円、アジア近距離路線が5円引き下げて28円とする。
JALでは、2009年度から日本発国際貨物燃油サーチャージを毎月見直しており、各月の貨物燃油サーチャージ額は「シンガポールで取引されるジェット燃油(ケロシン)価格の前々月の平均値」を燃油指標価格として決定している。