大和ハウスとサンウェイ、合弁で住宅開発&販売…従来工法の半分に工期短縮

大和ハウス工業は11日、サンウェイとプレハブ工法による戸建住宅の開発・販売に取り組むための業務提携書を締結し、戸建住宅の開発・販売を行う合弁企業を設立したと発表した。

エマージング・マーケット 東南アジア

大和ハウス工業は11日、サンウェイとプレハブ工法による戸建住宅の開発・販売に取り組むための業務提携書を締結し、戸建住宅の開発・販売を行う合弁企業を設立したと発表した。

合弁企業名はダイワ・サンウェイ・デベロップメントで、ダイワ・ハウス・マレーシアが70%、サンウェイ・イスカンダルが30%出資する。

ダイワ・サンウェイ・デベロップメントは、2015年年央よりジョホール州南部の「イスカンダル・マレーシア」の「サンウェイ・イスカンダル・プロジェクト」内の約5.3ヘクタールの土地で100戸の戸建住宅の建設を開始、2016年初旬に販売を開始する。

戸建住宅で使用する建築資材や住宅設備機器の多くはマレーシア内で調達する。工期は5カ月、マレーシアの従来工法と比較すると約半分に短縮する。マレーシア人やシンガポール人、東南アジア諸国連合(ASEAN)の富裕層をメインターゲットとしている。

「サンウェイ・イスカンダル・プロジェクト」は、サンウェイと政府系投資会社カザナ・ナショナルが共同出資で進めるプロジェクト。総面積は772ヘクタール。住居、オフィス、商業施設、リゾート施設、病院、学校、テーマパークが開発される。

広瀬やよい

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