外国人のマレーシア長期滞在を奨励する「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」(MM2H)プログラムの参加者数が、2014年は3074人にとどまり、前年の3675人から16.4%の減少となった。5月30日付の中国報が報じた。
マレーシア航空(MAS)MH370便の行方不明事件を受けて申請件数が減ったことが影響した。
観光文化省によると、中国が1307人でトップを維持したが、前年の1337人から30人減少した。二番目に多かったのは日本で428人だった。3位以下は、▽バングラデシュ(250人)▽韓国(138人)▽英国(117人)▽シンガポール(94人)▽台湾(83人)▽パキスタン(51人)▽インド(42人)▽イラン(17人)--となった。
2014年12月までの累計は、中国が6232人でトップ。2位は日本(3612人)で、3位はバングラデシュ(3005人)となった。