7日午前1時55分ごろ、神奈川県横浜市保土ヶ谷区内の国道1号で、車道を歩いていたとみられる91歳の女性に対し、乗用車など3台が次々に衝突する事故が起きた。女性はその場で死亡が確認された。認知症による俳回とみられる。
神奈川県警・保土ヶ谷署によると、現場は横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷町付近で、片側2車線と1車線の直線区間。91歳の女性は徒歩で車道部分を歩いていたところ、片側2車線側の第2車線を進行してきた乗用車にはねられ、第1車線側で転倒したところ、後ろから進行してきた乗用車とタクシーが次々とはねた。
女性は全身を強打してまもなく死亡。警察は3台の運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反（過失致死）容疑で事情を聞いている。
死亡した女性には認知症の症状があり、家族は女性が外出したことを把握していなかった。警察では認識のないまま車道を歩いていた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。
