セキュリティ大手「カスペルスキー」が警告…オンラインバックアップの重要性

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http://home.kaspersky.co.jp
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 ロシア・モスクワに本社を置くコンピュータセキュリティ会社のカスペルスキーは22日、同社の日本語版サイトで「小規模企業のセキュリティ対策」について見解を表明する記事を投稿した。アンチウィルスソフトを世界各国で提供するカスペルスキーは、近年、日本でもPCユーザーから根強い支持を獲得している。

 「小規模企業のセキュリティニーズを評価する」と題された同記事。冒頭からセキュリティ確保の重要性を「自社にあるものを見渡すこと」であると断言し、セキュリティ上での「問題の発生源」としてMicrosoft Windows、Microsoft Office、Adobe Flash、Adobe Acrobat、Oracle Jav等のソフトウェアを指摘している。

 同記事では、それらのソフトウェアが抱えた深刻な脆弱性に加え、自社のコンピュータを悪意あるソフトウェアから保護する必要性についてアピール。今後、企業が優先すべき事として「データのバックアップ」を提案し、その中でも最善の対策として「オンラインでのバックアップ」を推奨している。

 また、利用者が直接的な金銭被害を被る可能性のある電子決済について、データを盗み見る攻撃をブロックするための「電子決済保護ソリューション」を推奨。同社が提供するコンピュータセキュリティ製品は「企業の規模に応じた保護を実現し、マルウェアやハッキングからPC、ラップトップ、Android搭載モバイルデバイス」を守るとしている。

いまや企業の規模を問わず必須となった「コンピュータセキュリティ対策」。今後は中小企業こそ、会社の信頼性を担保する指標として、それらの対策が注目されそうだ。

ロシアのコンピュータセキュリティ会社カスペルスキーが「小規模企業のセキュリティ対策」を解説

《オフィス本折/H14》

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