アメリカ空軍、カーター国防長官の来日にあわせE-4Bを運航

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横田基地に駐機中のE-4B。国防長官の滞在中はエンジンを切らず、緊急離陸に備えて待機する。
  • 横田基地に駐機中のE-4B。国防長官の滞在中はエンジンを切らず、緊急離陸に備えて待機する。
  • アシュトン・カーター長官が搭乗していたとみられる陸軍のヘリコプター。都心と横田基地間はヘリコプターで移動した。
  • 横田基地の場内道路を素行するカーター長官一行の車列。
  • 先頭から2台目のサバーバンがカーター長官の専用車とみられる。
  • 横田基地に到着後、基地内の施設を視察していた。
  • 場内道路の制限速度を厳守した状態で走行していた。
  • 車列がE-4Bの機体横に到着し、長官が乗り込むとすぐに動きだす。
  • 機体上部に目立つ突起がE-4Bの特徴。衛星通信用のアンテナが収められている。

アメリカ空軍は、アシュトン・カーター国防長官の日本・韓国訪問にあわせ、専用機として『E-4Bナイトウォッチ』を運航した。核戦争など、有事の際には「国家空中作戦センター」として運用されるもので、カーター長官の日本滞在中は横田基地に駐機していた。

E-4Bナイトウォッチは、ボーイング747-200型をベースにしている。有事の際にはアメリカ全軍の指揮を可能とする機能を有しており、機体には各種アンテナが目立つ。機体上部にある大型の突起は衛星通信用のSHF/EHFアンテナだ。

カーター長官が日本に滞在している間、E-4Bは横田基地(東京都福生市)でエンジンを回したまま待機していた。これも突発的な有事発生を視野に入れたもので、こうした運用を行うことも特徴のひとつ。韓国ではソウル近郊のオサン基地において同様の運用を行う。

《石田真一》

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