ドイツ大使公邸跡地、1平方フィート3188リンギの高値で落札…マレーシア

駐マレーシア・ドイツ大使館が売りに出していたクアラルンプール(KL)中心部のジャラン・キア・ペンにある1.87エーカーの土地の売却入札で、マレーシアン・リソーシズ・コープ(MRCB)が落札したことが明らかになった。ザ・スターが報じた。

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駐マレーシア・ドイツ大使館が売りに出していたクアラルンプール(KL)中心部のジャラン・キア・ペンにある1.87エーカーの土地の売却入札で、マレーシアン・リソーシズ・コープ(MRCB)が落札したことが明らかになった。ザ・スターが報じた。

MRCB傘下のレガシ・アザムとドイツ政府が売買契約を締結した。8月初めまでに手続きが完了する予定だ。この土地はドイツ大使公邸があった場所。

1月26日に開始された入札で、MRCBは2億5,916万リンギ、1平方フィート当たり3,188リンギを支払った。CHウィリアムズ・タルハー&ウォン(WTW)のフー・ジージェン社長によると、一等地であることから市場価格よりは6%程度高い価格となった。ドイツ大使館が売りにだしていたこの土地には多くの関心が寄せられていた。同じエリアの土地価格は1平方フィートあたり3,000リンギ程度となっており、近年上昇を続けているという。

ジャラン・キア・ペンの土地は高級コンドミニアムや高級ホテル、オフィスやショッピングモールに隣接しており、新たな開発も多く予定されている。また、交通アクセスも良く、自由保有権付きであることから今後の開発計画を建てやすいという。

MRCBはドイツ大使館から売却した土地を開発することで事業の拡大、株主価値の向上及び長期的に持続可能な成長を達成するとしている。

千田真理子

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