JVCケンウッドと日本IBM、セキュリティシステムを共同開発

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JVCケンウッドは4月8日、日本IBMとの協業で開発を進めていた「インテリジェントセキュリティシステム」が完成し、受注を開始すると発表した。

インテリジェントセキュリティシステムは、同社の監視カメラや業務用無線機器と日本IBMが提供するIVA技術を連携することで、犯罪の抑止から特定した人物や挙動不審者などの検出まで、幅広い監視を実現する。

監視カメラで撮影したリアルタイム映像および記録媒体に保存した記録映像に対して、IVA技術で画像を解析。特定の色や大きさ、人物、車両などを抽出し、異常が発生した場合には業務用無線機器などを通じて即座に警備員へ伝達できる。

2020年の東京オリンピックに向けて、関連設備のセキュリティへの関心が高まっており、監視カメラ分野事業は今後の市場拡大が見込まれている。

JVCケンウッドでは、監視カメラによる情報を一元管理し、初期行動を迅速・効率よく・確実に判断するCAMS領域の統合ソリューションとして、同システムの提供を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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