「春の名橋」日本橋にクラシックカーが集合…ジャパン・クラシック・オートモービル2015

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フォード モデルA
  • フォード モデルA
  • 日本橋上にある道路元標
  • 左から千葉工業大学のフォードモデルA、日産 タイプ80バン、慶応大学のフォード モデルA
  • 左からダットサン 16クーペ、アルヴィス クレステッドイーグル、アメリカン オースティン
  • ライレー 9ブルックランズ
  • 日産 セドリックカスタム
  • フォード サンダーバード
  • フィアット・1100Eギアジョイエッロアバルト(左)とフィアット・500Bザガートパノラミカ(右)

4月5日、花散らしの雨の中、東京日本橋の架橋104周年を祝うジャパン・クラシック・オートモービル2015が開催された。主催はジャパン・クラシック・オートモービル実行委員会と、名橋“日本橋”保存会。

架橋99年のプレイベント以降、一度は爆弾低気圧の影響で中止されたものの、それ以外は毎年開催されているこのイベント。春の名橋「日本橋」まつりの一環として行われており、多くの観客の目を楽しませている。

このイベントの大きな特徴は、普段クルマを停めることが出来ない日本銀行本店本館前庭と、道路元標がある日本橋を通行止めにして、クラシックカーが展示されることだ。

当日は30台ほどのクラシックカーが集合。これらのクルマは日本クラシックカークラブ(CCCJ)が監修していることもあり、非常にコンディションが良く、かつ、日本に古くからあるクルマたちが参加。中には地名の入らない“5”のナンバーを付け、長年同じご家族の手で保有されている1937年のダットサン・ロードスターも参加していた。

更に、先日惜しくも鬼籍に入られた元日産自動車の片山豊氏を偲んで、日本自動車博物館から、フライング・フェザーが出展された。片山氏はその企画立案をしたその人なのである。

そのほかにも、慶応大学と千葉工業大学がフォード『モデルA』を、法政大学がジャガー『3 1/2 リッターサルーン』を展示し、自動車部の存在をアピールしていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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