英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは3月30日、『レンジローバーSVオートバイオグラフィー』の概要を明らかにした。実車は4月1日、米国で開幕するニューヨークモーターショー15で初公開される。
『レンジローバー』のラグジュアリー仕様が、「オートバイオグラフィー」。ランドローバーは1994年、レンジローバーにオートバイオグラフィーを初設定。以来、21年間、4世代に渡ってラグジュアリーの頂点を極め、富裕層に支持され続けてきた。
ニューヨークモーターショー15で初公開されるレンジローバーSVオートバイオグラフィーは、ジャガー・ランドローバーの特別車両部門、「SVO」が究極のラグジュアリーを目指して開発。現行レンジローバーの新たなフラッグシップグレードとなる。
外観は、フロントグリルが「グラファイトアトラス」と呼ばれる専用デザインで、クロームポリッシュ仕上げ。オプションで、レンジローバー初のツートン塗装も選択できる。室内は、電動格納式後席テーブルをはじめ、至れり尽くせりの装備を盛り込む。レザーやウッド、アルミなど、最上の素材を吟味して使用した。
5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンは、レンジローバーSVオートバイオグラフィー用に専用チューン。最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発生する。