ホンダの中国法人は2月3日、1月の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5万9065台。前年同月比は6.6%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。1月実績は、東風ホンダが前年同月比23.9%増の2万4659台と、2か月ぶりに減少。一方、広汽ホンダは11.6%増の3万4406台と、4か月連続のプラス。
広汽ホンダでは、『フィット』が新型投入により、前年実績の4.2倍の7380台と、引き続き大幅増。一方、2014年12月に増加に転じた中国向け新型セダン、『クライダー』は1月、7473台を販売。前年同月比は54.7%減と、2か月ぶりのマイナス。『アコード』は、前年同月比13.1%増の5205台と、2か月連続で増加した。
東風ホンダでは、小型MPVの『ジェイド』が3436台。前年同月比は15.8%減と、2か月ぶりのマイナス。12月に回復を遂げた『CR-V』は、1月実績は、前年同月比41.5%減の1万1211台と、2か月ぶりに前年実績を下回る。
ホンダの2014年の中国新車販売は、78万8276台。前年比は、4.1%増だった。