ボルグワーナー、初のフレックス燃料対応ターボ生産へ…ブラジル向け

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ボルグワーナーのターボチャージャー
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米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは、同社初のフレックス燃料に対応したターボチャージャーを、ブラジルで生産すると発表した。

ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。

ボルグワーナーがブラジルで製造するのは、同社初のフレックス燃料に対応したターボチャージャー。ブラジルでは、ガソリン単独、エタノール単独、ガソリンとエタノール混合の3種類の燃料で走行できるフレックス燃料対応車が人気。ボルグワーナーは、現地のニーズに応えるターボチャージャーを、現地生産する。

この新開発ターボは、2015年の半ば、大手自動車メーカー製のブラジル向け車両に搭載される予定。排気量は、0.8-1.6リットルに対応する。

ボルグワーナー・ターボシステムズのFrederic Lissalde社長は、「ダウンサイズターボは、大きなトレンド。ブラジルのドライバーは、優れた燃費と少ない排出ガスを求めており、我々の最新ターボ技術に需要があると期待している」と述べた。

《森脇稔》

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