1月の新車総販売台数は19%減の大幅落ち込み

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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2月2日に発表した1月の新車販売統計(速報)は、総台数が前年同月比19.1%減の40万1366台と大きく落ち込んだ。消費税が引き上げられた昨年4月以降で最大の減少幅となった。

昨年1月の総販売台数は、消費税引き上げ前の駆け込み需要が活発で前年同月を29%上回っており、その反動が出た。このうち登録車は18.9%減の23万7170台で、昨年8月から6か月連続のマイナス。トラックは4.4%増と好調だったが乗用車は21.4%落ち込んだ。

軽自動車も19.4%減の16万4196台と不振で、2か月ぶりのマイナスになった。軽はスズキとダイハツ工業が年間のシェアトップ争いを演じた12月に18.5%という異常な伸びになっており、その反動も重なった格好だ。1月の販売ではダイハツが5万959台(17.4%減)、スズキが4万1638台(27.6%減)となり、ダイハツが2か月続けて首位を確保した。

《池原照雄》

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