日産『リーフ』、三菱『i-MiEV』、ホンダ『フィットEV』、トヨタ『RAV4 EV』。この4台の日本製EVに関して、2014年の米国販売実績がまとまった。
これは、各社が公表した販売データから明らかになったもの。北米日産の発表によると、2014年のリーフの米国販売台数は、過去最高で初の3万台超えとなる3万0200台。前年比は33.6%増と、大きく増えた。
リーフは2013年1月、デトロイトモーターショー13において、デビュー以来、初の大幅改良モデルを発表。日本製から米国現地生産に切り替え、価格を引き下げた。この効果が、引き続き販売面に現れている。
リーフに続いたのは、トヨタのRAV4 EV。2014年は、前年比8%増の1184台を販売した。同車は2012年9月、米国市場に投入。
ホンダのフィットEVは2014年、407台を販売。同車は2012年7月、米国で発売。2014年は、前年実績に対して、28.4%のマイナスとなった。
三菱i-MiEVの2014年米国実績は、196台。前年比は81%減と大幅なマイナス。i-MiEVは現地では、2011年12月に発売。
2014年の米国市場は、ガソリン価格の下落を受けて、ピックアップトラックなど、燃費の悪い大型車の販売が好調。その影響を受けて、リーフを除けば、EVの販売は低調だったといえる。