【CES15】わずか30秒の“チラ見せ”、次世代 シボレー ボルト 世界初公開

自動車 ニューモデル モーターショー
次世代シボレーボルト。従来よりもフロント先端が絞り込まれ、空力でもかなり鍛え抜かれたことが窺われる
  • 次世代シボレーボルト。従来よりもフロント先端が絞り込まれ、空力でもかなり鍛え抜かれたことが窺われる
  • サイドビューからのカット。やや暗いがファストバックスタイルの中にもセダン形のデザインを踏襲したものだ
  • 【CES15】わずか30秒の“チラ見せ”、次世代 シボレー ボルト 世界初公開
  • 説明を行うアリチア・ボラー・デイビス氏
  • シボレー・ボルトがデビューして社会にもたらした効果を表現した図
  • 次世代ボルトが現れる前の様子。ライトが内側から照らされる
  • 次世代シボレーボルトが姿を現した
  • 会場で説明らしき表示が行われたのはこれだけ

GMは、米国・ラスベガスで1月6日より開催される「CES2015」に先立ち、マンダレイベイホテルでプレスカンファレンスを開催。なんと、そこには次の世代のシボレー『ボルト』の姿があった。来週から始まる北米自動車ショーよりも早く、CESでのお披露目となったのだ。

その公開時間はおそらく30秒足らず。まさにあっという間の出来事だった。

この日登壇したのは、GMのアリチア・ボラー・デイビス氏。デイビス氏は、シボレーボルトが与えた社会的メリットについて説明した。ボルトの購入者の69%がGM以外だったということ、そのユーザーが電気で走行した距離はトータルで5000万マイルにも及ぶ。この結果、2500万ガロン以上のガソリンを節約し、それは一台平均で900マイル以上のガソリンを節約したことに相当するという。

その説明が終わると向かって左側のスクリーンに華やかなライトが照射され、スクリーンが上がる。そこには次世代のシボレーボルトの姿が現れた。

現行モデルよりもフロントノーズ先端がギュッと絞り込まれたデザインは空力向上のためと思われるが、一見すると「プリウス?」と思い起こすデザイン。でもプリウスとは違い、リアは緩やかなノッチバックデザインを採用したセダン形。ここにボルトらしさを感じた。

ただ、このデザインを見ていられたのはわずか時間。さらにスタイルを詳細にチェックしようとしたら、たちまちスクリーンが下りてクローズ。ミュージシャンによるコンサートに切り替わってしまった、というわけである。まさに『チラ見』だけの、アッという間の出来事。配られたプレスキットにもその概要は記載がなく、どうやら「詳細は北米自動車ショーで」ということらしい。

その詳細は、北米自動車ショーのレポートでお伝えすることにする。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集