JAL輸送実績、国際線の旅客人員が1.6%減と3カ月連続マイナス…10月

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JAL(イメージ)
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日本航空(JAL)は、10月の輸送実績を発表した。

国際線の旅客人員は前年同月比1.6%減の65万2400人となり、3カ月連続でマイナスとなった。太平洋線が同3.6%増、グアム線が同1.9%増、中国線が同3.2%増と伸びた。しかし、東南アジア線が同4.7%減、欧州線が同8.8%減、オセアニア線が同4.4%減となった。大幅な低迷が続いてきた韓国線は同2.8%減と、マイナス幅は縮小した。

利用率は75.7%と、前月と比べて1.9ポイントダウンした。

国内線の旅客人数は前年同月比0.3%減の280万1980人と2カ月ぶりにマイナスとなった。羽田~札幌線などが低迷した。利用率は71.6%だった。

貨物郵便輸送実績は、国際線の貨物が同7.7%増の2万6219トン、郵便が同9.5%増の3144トンだった。国内線の貨物が同1.0%減の3万4797トン、郵便が7.1%増の2676トンとなった。

運航状況は運効率が97.5%、定時出発率が93.3%だった。遅延便は1494便。

《レスポンス編集部》

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