第一三共ヘルスケアは、20~40代の女性を対象に、肌のお手入れに関する実態調査を行い、結果を公開した。
調査の結果、ボディケアを「している」より、「したいのにできない」が10ポイント以上も高く、「ちゃんとしたいのに、できていない」ということがわかった。カラダの肌に悩みがある女性が84.1%で、「乾燥肌」「汗かき」「かゆみ」がカラダの肌悩みワースト3となった。
カラダの肌悩みが一番多いのが30代で、30歳から肌質の変化を感じ、ボディケアを重視し始める傾向が見られた。
顔の肌年齢は実年齢よりも1.1歳若いと感じているが、カラダの肌年齢は0.1歳若いにとどまり、カラダの肌年齢で老化を感じるようだ。カラダの肌年齢について、20代は54.6%が実年齢よりも「老けている」と感じ、自信が持てていないことがわかった。
ついカラダのどこかを掻いてしまう女性が約6割(63.9%)存在し、敏感肌を自認する人では、ついカラダのどこかを掻いてしまう割合が75.5%と更に増加している。
カラダの肌の保湿ケアは「風呂上がり」(72.5%)を最重視しているアウトバス派が全体的に多かったが、家事や育児に忙しいママたちは、約2割(19.1%)が「カラダを洗うタイミング」で保湿ケアを重視していると答えた。
82.5%が「カラダにやさしいことをする」ことを重視し、81.6%がカラダにやさしい商品選びを重視している。5年前・10年前と比べるとやさしさ重視志向は年々上昇しており、10年前(25.9%)の3倍以上に増加した。