MH370便の消息不明から半年、北京では憤りの声

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今年3月8日にクアラルンプールから中国・北京に向かっていたマレーシア航空(MAS)MH370便が消息を絶ってから9月8日で6カ月となった。マレーシアン・インサイダーが報じた。

過半数を占めた中国人乗客の家族は北京で集会を開き、悲しみを新たにした。

また先日、中国当局に事実の解明を訴えてMASのオフィスに押し掛けた家族が警察に暴行を受けて逮捕された件に対して、中国は我々を守ろうとしないと怒りをにじませた。MH370便に搭乗していた239人の乗客の3分の2は中国人だった。

8日の中秋節に合わせて北京の仏教寺院で開かれた集会では、同機が消息不明となり6カ月が過ぎても手掛かりが全く見つからないことに対する怒りの声や不明者を思い悲しむ声などが多く聞かれた。また、技術が発達した現在社会で半年もの間航空機の行方が分からず何も手掛かりがないのはおかしな話だとの声も出た。

娘がMH370便に搭乗していたという55歳の女性は、「毎日が拷問のよう。世界のみなさんが協力して早く娘を助け出してほしい」と癒えることのない痛みを訴えた。

マレーシアでもMH370便に搭乗していた不明者の家族が7日集会を開き、同機に関する情報が何ら発表されないことに対する心の痛みを訴え、不明となっている家族の行方を知りたいとの声をあげた。周りからは半年の前の出来事だから、前に進むべきと言われるが何も情報がわからないままどうやって前に進めるのか、と苦しい思いを訴える家族もいた。
千田真理子

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