モンスーンにより電力の需要が低下したことを受けて、7月の電力最大使用時の不足率が3.9%に減少したとエコノミックタイムスが伝えた。
インド中央電力管理局(CEA)によれば、6月の電力最大使用時の不足率は5.1%であったが、7月にはモンスーンの影響により全国での電力量の需要が平均して3000メガワットほど減少したため、供給量に対する不足率が結果的に下がったと見られている。
なお、全国での電力量の需要は14万5014メガワット、それに対する供給が13万9320メガワットで不足分は5694メガワットであった。
パンジャーブ州、ハリヤナ州等を含む北部インドでは7月の電力不足率は5.8%、グジャラート州、マハーラーシュトラ州を含む西部インドは0.9%、タミルナドゥ州、ケララ州を含む南部インドでは5.3%、オディッサ州や西ベンガル州を含む東部インドでは1.7%となった。