カフェを訪れたらコペンがあった…コペンローカルベース鎌倉

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ダイハツがオープンした“コペンローカルベース鎌倉”は、カフェという形態をとることで、より気軽に『コペン』を知ってもらうことを目的として作られた。

そもそもなぜカフェなのか。ダイハツ工業国内営業部営業推進室商品グループ課長の松居康彦さんは、「単にコペンを見てもらうためのお店を作ると、結局はショールームになってしまい、お客様の来場へのハードルが高くなってしまう」という。

そこで、「そのお店に行ったらたまたまそこにコペンがあり、“良いよね”と思ってもらえるような環境を作ろうと考えた。そこで、一番身近なお店と感じてもらえるカフェをベースにしながら、コペンの魅力を伝えられるお店作りを目指したのだ」と説明する。

もともとダイハツでは女性が来場しやすい店づくりとしてディーラーベースで、“カフェプロジェクト”を展開。スイーツを用意するなどした結果、「これまで敷居の高かったディーラーから、女性が来店しやすい店づくりにつながっていったと思っている」と松居さん。

コペンローカルベース鎌倉も、そのコンセプトにつがなるところがあり、「コペンは非常に個性の強いクルマなので、皆さん興味はあるが、ディーラーまで見に行くには(ディーラーの)敷居が高く難しい。しかし、コペンローカルベース鎌倉のようなお店があれば気軽に来店できるだろう」と話す。

今後の展開について松居さんは、「現在検討中だ。こういうコンセプトを持ったお店が、マーケットにどのように受け入れられるのかを見極めながら展開していきたい。どこの自動車メーカーも、全国統一で何かをすることが多いが、実は地域によって、考えていることや感じていることは違っていると思う。従って、その地域に合わせて考えると、次回はもしかしたらカフェではない違う形態での展開もあるかもしれない」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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