ドイツの高級車メーカー、BMWグループは7月14日、韓国のサムスンSDIとの協力関係を拡大すると発表した。
両社は7月14日、韓国ソウルで覚書を交わした。その内容は、サムスンSDIが BMWグループに対して、バッテリーセルの供給量を、さらに増やすというもの。
BMWグループとサムスンSDIは2009年、協力関係を締結。BMWグループは電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の市販車に、サムスンSDI製のリチウムイオンバッテリーを搭載してきた。
BMWグループは、「i」ブランドの『i3』『i8』に続いて、今後数年以内に、ハイブリッド車を追加する方針。サムスンSDIからバッテリーセルの供給量を増やすことで、環境対応電動化車両のラインナップ強化に対応していく。
BMWグループのクラウス・ドレーガー購買担当取締役は、「サムスンSDIとの協力は、韓国とドイツ企業の協力関係の成功例。バッテリーは、全ての電動化車両の重要部品」と述べている。