7日午後4時30分ごろ、山梨県昭和町内の県道を走行していた乗用車が路外へ逸脱。そのまま道路左側の植栽に突っ込む事故が起きた。人的な被害は無かったが、運転していた27歳の男性は意識が朦朧とした状態。脱法ハープを吸引していたとみられている。
山梨県警・南甲府署によると、現場は昭和町西条付近で片側1車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、植栽に突っ込んで停止した。
事故に巻き込まれた歩行者は無く、運転していた27歳の男性にもケガはなかったが、事故直後から意識が朦朧とした状態だった。車内からは不審な植物片や吸引に用いるとみられるパイプなどが発見されており、警察では男性が運転前に脱法ハーブを吸引していた可能性が高いとみて、調べを続けている。
聴取に対して男性もハーブ吸引の事実を大筋で認めており、警察は植物片を分析し、含有成分の特定を急ぐとともに、入手ルートの解明も進める方針だ。