日本船舶輸出組合が発表した5月の輸出船契約実績は、一般鋼船の契約が14隻で、前年同月比52.4%減の45万総トンと2か月ぶりにマイナスとなった。
船種別の内訳は、バラ積船がハンディ型6隻、ハンディマックス型が5隻、パナマックス型が1隻、石炭運搬船が1隻、油送船がLPG船1隻となっている。
契約態様は、トン数ベースで円建契約が2.3%、外貨建が97.7%、現金払契約が100%、商社契約が35.9%だった。
納期別の内訳は、2014年度ものが14.2%、2015年度ものが13.1%、2016年度ものが15.8%、2017年度ものが43.7%、2018年度ものが13.2%となっている。
一方、5月の通関実績は20隻、同6.5%減の80万総トンと3カ月連続マイナスとなった。
この結果、2014年5月末の輸出船手持工事量は655隻、2773万総トンだった。