クライスラーグループ、8速AT搭載車の世界累計販売が100万台突破

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クライスラー 300S の2014年モデル
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燃費性能を高める上で、効果的とされる自動車の多段化AT。米国の自動車大手、クライスラーグループの8速ATが、多くの市販車に搭載されたことが分かった。

これは6月16日、クライスラーグループが明らかにしたもの。同社は、「8速AT搭載車の世界累計販売台数が、100万台を突破した」と公表している。

クライスラーグループの8速ATは、「トルクフライト」と命名。ドイツの自動車部品製造大手、ZF社からライセンスを供与されたクライスラーグループが、米国の工場で、その一部を自社生産中。

クライスラーグループは2011年、8速ATの市販車への採用を開始。高級車を除けば、世界で初めての8速AT搭載となった。現在では、クライスラーグループの19車種に導入。8速AT搭載車の世界累計販売100万台突破は、初採用から約3年で到達した記録となる。

クライスラーグループは、8速ATが燃費に与えた効果について、「7億ガロン(約26億リットル)以上のガソリンを節約したと推測できる」と述べている。

《森脇稔》

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