マレーシア3月の輸出、前年比8.4%の増加…対日輸出は0.9%減に

マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2014年3月の輸出高は650.3億リンギで、前年同月比で8.4%、前月比で10.4%のそれぞれ増加となった。

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2014年3月の輸出高は650.3億リンギで、前年同月比で8.4%、前月比で10.4%のそれぞれ増加となった。

輸入高は554.3億リンギで、前年同月比で0.5%、前月比で14.4%のそれぞれ増加となった。貿易高は1,204.6億リンギで、前年同期比で4.6%、前月比で12.2%のそれぞれ増加となった。貿易収支は95.9億リンギの黒字で、前年同期比で96.8%の増加、前月比では8.1%の減少となった。

3月の輸出先を国・地域別で見ると、シンガポールがトップとなり、2-5位は中国、日本、米国、タイの順。対日輸出額は72.9億リンギで、前年同月比0.9%の減少となった。原油と液化天然ガス(LNG)の減少が影響した。1位だったシンガポールは前年同月比で17.5%の増加、2位の中国が同1.8%の減少、4位の米国が同5.2%増加した。品目別では、電気・電子が209.5億リンギでトップ。それに精油製品、LNGが続いた。

3月の輸入は、中国が87.2億リンギでトップとなった。シンガポールが72.4億リンギで2位となり、日本は49.9億リンギで3位だった。品目別では、電気・電子が149.5億リンギでトップ。これに精油製品、化学製品が続いた。

今年1-3月の輸出高は1,879.1億リンギで、前年同期比10.9%の増加。輸入高は1,615.3億リンギとなり、同5.5%の増加となった。輸出先はシンガポールがトップで、中国が2位、日本が3位だった。貿易額全体は3,494.4億リンギで、8.3%増となった。

広瀬やよい

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