マレーシア給水制限4月末で終了、第2弾は続行

首都圏で上水事業を手掛けるシャリカ・ベカラン・アイル・セランゴール(Syabas)は、クアラルンプールやセランゴール州などの首都圏において敷かれている第1、3、4弾の給水制限を4月末をもって終了すると発表した。

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首都圏で上水事業を手掛けるシャリカ・ベカラン・アイル・セランゴール(Syabas)は、クアラルンプールやセランゴール州などの首都圏において敷かれている第1、3、4弾の給水制限を4月末をもって終了すると発表した。

給水制限はゴンバック、クアラセランゴール、クアラルンプール、フルセランゴール、ペタリン、クラン、シャアラム、クアラランガット、USJの9地域で実施されており、計134万231世帯に影響が出ている。

水道サービス委員会(Span)は、ダムの水位がまた減少したり、改善されない場合は給水制限を続行する可能性もあると明らかにした。

給水制限に関する最新情報はSyabasのウェブサイト(www.syabas.com.my)で得ることが出来る。

エネルギー・グリーン技術・水省によると、給水制限を開始してから最初の1カ月で水の使用量はわずか7%しか削減できなかった。マレーシア消費者協会(FOMCA)は、給水制限は失敗に終わったと指摘。水の節約に関する周知を広める活動を行うことが必要との見解を示した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月21日、ベルナマ通信、4月20日)

広瀬やよい

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