ロシア自動車最大手、アフトワズは2013年通期(1-12月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、2013年通期の売上高は、1751億5200万ルーブル(約5130億円)。前年の1832億1700万ルーブルに対して、4%減少した。
また最終損失は、68億9900万ルーブル(約202億円)の赤字。前年の2億1100万ルーブルの黒字から、赤字へと転落している。
赤字決算となった大きな要因が、ロシア市場の後退を受けた新車販売の落ち込み。主力の「ラーダ」ブランドの2013年の新車販売台数は、48万1000台。前年実績に対して、19%の減少となった。
アフトワズのボー・アンダーソン社長は、「会社の経営体制が安定した利益を生み出すよう、220に及ぶ行動計画を実行に移す」とコメントしている。