セントラル硝子、韓国でリチウムイオン電池電解液を合弁生産へ

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セントラル硝子は、韓国の有機溶媒精製メーカーである載元産業とリチウムイオン電池用電解液を製造する合弁会社を設立することで合意したと発表した。

急速に拡大が予想されるリチウムイオン電池電解液の需要に対応するため、日本国内に次ぐ本格的な電解液生産拠点として合弁会社を設立する。

合弁会社「ジェイセル」は、韓国・全羅南道麗水市に設立する。資本金は115億ウォンで、セントラル硝子が65%、載元産業が35%それぞれ出資する。

セントラル硝子は、合弁会社に強みである電解液製造の技術を供与する。韓国の載元産業は、有機溶媒の精製技術に強みを持つ。

合弁会社の生産能力は標準電解液換算で年間1万2000トン。セントラル硝子グループとして、既存の国内拠点と合わせ年間約2万トンの生産能力を持つことになり、日本、韓国に加えて、全世界に向けてリチウムイオン電池電解液を供給していく。

《レスポンス編集部》

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