アスモは、メキシコで自動車用小型モータと関連部品を2016年4月から現地生産すると発表した。投資額は5240万米ドル(約47億2000万円)。
メキシコは日産自動車、ホンダやマツダなど、日系自動車メーカーが生産能力を新・増設している。これに伴って車載小型モータの現地調達ニーズが高まっているのに対応する。
新会社「アスモ・メキシコ」を今年6月に設立する。資本金は2200万米ドル(19億8000万円)で、アスモが50%、米国子会社アスモノースアメリカが50%出資する。2016年4月から車載小型モータを製造する。従業員数は2020年に500人の計画。
新会社は2020年に9000万米ドル(約81億円)の売上げを計画している。メキシコへの進出により、北米市場で競争力ある生産供給体制を構築する。