低血糖による意識障害が原因で衝突事故を起こした男に実刑判決

昨年7月、クルマの運転中に低血糖による意識障害となり、交差点で自転車に追突する事故を起こして1人を死亡させたとして、自動車運転過失致死罪に問われている66歳の男に対する判決公判が2月28日、札幌地裁で開かれた。裁判所は禁錮2年の実刑を命じている。

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昨年7月、クルマの運転中に低血糖による意識障害となり、交差点で自転車に追突する事故を起こして1人を死亡させたとして、自動車運転過失致死罪に問われている66歳の男に対する判決公判が2月28日、札幌地裁で開かれた。裁判所は禁錮2年の実刑を命じている。

問題の事故は2013年7月19日の午前11時ごろ発生している。札幌市中央区北1条西6丁目付近の国道230号で、道路左側の自転車通行帯で信号待ちをしていた自転車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。自転車に乗っていた60歳の男性は全身強打で死亡した。

当初は前方不注視による事故とみられたが、その後の調べでクルマを運転していた65歳(当時)の男には低血糖の症状があることが判明。事故当時は低血糖による意識障害を起こしていたこともわかった。検察は自動車運転過失致死罪で男を起訴した。

2月28日に開かれた判決公判で札幌地裁の井戸俊一裁判官は、被告が2012年の1年間に意識障害で4回も救急搬送されていたことを重視。2013年に入ってからも軽い意識障害を原因とした事故を起こしており、「クルマを運転すれば事故を起こすかもしれないことは、被告自身が十分に予見できた」と指摘。被告に禁錮2年の実刑判決を言い渡している。
《石田真一》

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