横浜ゴム、タイヤ事業など好調で売上高・利益ともに過去最高…2013年12月期決算

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横浜ゴムが発表した2013年12月期連結決算は、売上高が前期比7.5%増の6016億円、営業利益が同14.0%増の566億円、経常利益が同13.6%増の595億円、純利益が7.3%増の350億円と、2年連続で売上高、利益ともに過去最高となった。

主力のタイヤ事業は、欧州、ロシアなどの需要低迷や各地で価格競争が激化したが、北米、中国で販売が回復した。国内新車用は、国内新車生産台数の減少により販売量は前年を下回ったものの、同社が装着サイズの多いエコカーの販売が好調だったのに加え、新規納入の拡大で増収となった。国内市販用は市場価格が軟化したものの、夏用タイヤは堅調に推移、スノータイヤは好調で過去最高の販売量を記録した。

工業品事業(ホース配管、シーリング材、コンベヤベルト、ゴム支承、マリンホース、防舷材など)は、北米や中国で自動車向けホースが好調だったほか、防舷材やマリンホース、コンベヤベルトが堅調に推移した。

その他事業では、航空部品で民間航空機向け化粧室ユニットが堅調だった。市場回復の兆しが見えつつあるゴルフ用品は「iD nabla RED」や「egg」の販売が好調だった。

2014年12月の通期業績予想は、売上高が同7.5%増の6470億円、営業利益が同11.2%増の630億円、経常利益が同3.4%減の575億円、純利益が同7.1%増の375億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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