米国の自動車大手、フォードモーターが2013年12月に発表した新型フォード『マスタング』。同車の量産第一号車が、オークションに出品され、高値で落札されたことが分かった。
これは1月18日、米国アリゾナ州で開催された有名自動車オークション、「バレットジャクソン」での出来事。新型マスタングの量産第一号車が、オークションに出品され、来場者の注目を集めた。
このマスタング、クーペボディでブルーのボディカラーをまとった「GT」グレード。5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力420ps、最大トルク54kgm以上を引き出す。
マスタングは2014年4月、デビュー50周年を迎えることもあり、今回のオークションに出品された新型は、最注目の1台。価格はみるみる上昇し、最終的には30万ドル(約3120万円)で落札された。
現時点では新型マスタングの価格は公表されていないが、先代の価格から推測すると、新車価格のおよそ10倍もの値が付いた計算。なお、オークションの収益は、米国のJDRF(国際若年性糖尿病研究財団)に寄付される。