米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは1月16日、『カマロZ/28』の量産第一号車を、チャリティオークションに出品すると発表した。カマロZ/28は2013年4月、ニューヨークモーターショー13でデビュー。同車は、2014年モデルのシボレー『カマロ』の発表と同時に復活した伝統の高性能グレード。初代カマロZ/28は、1967年に発表。カマロの歴史において、「Z/28」という名を冠したモデルは、最も象徴的な存在として知られる。新しいカマロZ/28は、サーキットで本領を発揮するモデルとして登場。LS7型と呼ばれる7.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。吸排気系は専用チューニングされ、最大出力505ps、最大トルク66.5kgmを発生する。トランスミッションは、専用ギアレシオの6速MTのみ。サスペンションは4段階の調整が可能。ブレーキはブレンボ製のカーボンセラミックだ。タイヤは305/30ZR19サイズのピレリ製「PゼロTrofeo R」。大幅な軽量化を受けているのも、カマロZ/28の特徴。オーディオや遮音材、トランクカーペットの廃止、ガラスの薄厚化、エアコンのオプション化、バッテリーの小型化などを実施。シボレーによると、『カマロZL1』に対して136kg軽いという。シボレーは、このカマロZ/28の量産第一号車を、1月18日に開催される有名自動車オークション、「バレットジャクソン」に出品。その収益を、米国デトロイトの学校に寄贈し、教育の充実に役立ててもらう方針だ。
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